昨年はインフルエンザワクチンの不足により予防接種ができず困った方も多いのではないでしょうか。当院でも12月1日の開院以来、インフルエンザワクチンの問い合わせを数多くいただきました。

年が明けてからはインフルエンザになってしまった方の受診が増えており、家族、学校や会社など周囲の方からの感染が多いように感じます。

皆さんはインフルエンザに感染しないための予防は何かされていますか？

インフルエンザの感染経路は｢飛沫感染｣、｢接触感染｣です。

飛沫感染はくしゃみや咳などによりウイルスが体内から放出され他の人が吸い込むことにより感染し、接触感染は電車のつり革や手すり、ドアノブなどを介して感染します。

①    マスクの着用

マスクをする時にはは隙間をつくらないようにしましょう。ただしマスクで完全にウイルスを予防できるわけではありません。

周囲に感染を広げないためにも咳やくしゃみのような症状がある場合にはマスクを着用することが大切です。

②    手洗い、うがい

みなさんよくご存じかと思いますが、やはり外出先から帰宅した際には手洗い、うがいを心がけましょう。

③    はやめの医療機関の受診

インフルエンザに感染してしまったかな？と思ったときは早めに医療機関を受診しましょう。

インフルエンザから身を守り、また周囲に広げないためにも正しく予防をしましょう。