2019/02/18
妊娠糖尿病とは
妊娠糖尿病とは、妊娠中にはじめて発見された糖代謝異常です。妊娠前から糖尿病と診断されている場合や、妊娠中に明らかな糖尿病と診断された場合は妊娠糖尿病には含まれません。この場合は「糖尿病合併妊娠」と呼ばれ、妊娠糖尿病とは区別されています。
妊娠糖尿病はお母さんと胎児・新生児の両方に影響をおよぼす可能性があります。例えば、お母さんには妊娠高血圧症候群や羊水量の増加が起こり、流産、早産のリスクが高まることもあります。
胎児や新生児も、巨大児になって帝王切開が必要になるケースや、肩甲難産、新生児低血糖といった影響があらわれる場合があります。