風邪
風邪は、鼻や喉に感染し炎症が起こっている状態です。症状は、発熱、のどの痛み、咳(せき)、痰などで原因の9割以上がウイルスによるものです。また、しっかり治さないとその後、気管支炎や肺炎に進行する場合もありますので、早めにご相談ください。
インフルエンザ
感度の高い迅速診断ができます。熱が出た、関節が痛い、悪寒がするなど疑わし症状が出た時点ですぐに検査が可能です。
風邪の症状と似ていますが、「インフルエンザ」は、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。
風邪よりも急激に発症し、症状が重いのが特徴です。インフルエンザに感染すると、1~5日の潜伏期間の後、38℃以上の高熱や関節痛、筋肉痛などの全身症状が現れます。感染経路おもに飛沫感染(くしゃみや咳などで唾液や鼻水が小さな水滴となって飛び散ること)です。
インフルエンザウイルスには強力な感染力があり、いったん流行すると、多くの人に短期間で感染が広がります。
治療法
できるだけ安静にし、栄養と十分な睡眠を取りましょう。
インフルエンザウイルスの空気中での活動を抑えるために、加湿器などで空気の乾燥を防ぎましょう。水分を十分に補います。
症状出現後48時間以内であれば、抗インフルエンザウイルス薬使用にて、発熱期間を1~2日間短縮することができます。
予防
インフルエンザの予防に効果が期待できるのがワクチンの接種です。流行シーズンを迎える前の11月ごろの接種をおすすめします。かかってしまった場合の症状を軽減のためにも、毎年、インフルエンザワクチン注射の接種を行いましょう。インフルエンザワクチンは、13歳未満は原則として、2~4週間の間隔をおいて2回接種します。13歳以上は1回接種を原則としていますが2回接種する場合もあります。
花粉症
花粉症は、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となってアレルギー症状を起こす病気です。他にもイネ科、キク科植物などの花粉によっても起こるため花粉症は春だけの病気ではありません。日本では約60種類の花粉が花粉症の原因として報告されていています。
症状は、くしゃみ、黄色でないさらさらした水のような鼻水、鼻づまりです。眼のかゆみや、のどのかゆみを伴うこともあります。
治療は、飲み薬として抗ヒスタミン薬、外用薬として点鼻薬があります。花粉が飛びはじめる少し前から予防的に薬を使いはじめる方法もあります。くしゃみ・鼻漏型には抗ヒスタミン薬を、鼻閉型にはロイコリエン拮抗薬を使用します。
鼻づまりのひどい時には鼻噴霧用ステロイド薬を、眼のかゆみに対しては点眼用抗ヒスタミン薬を使用することもあります。
予防法は、原因物質との接触を断つことです。晴れた日や風の強い日の外出をなるべく控えます。外出時にはマスクやメガネを着用し、服装も表面に花粉が付着しにくい上着を着ることをお勧めします。帰宅時には室外で花粉を払い落とし、うがい・洗顔・洗眼を行います。
内科疾患全般の
診療を行っております。
糖尿病・高血圧・脂質異常症(コレステロール)などの生活習慣病や禁煙外来、原則幼児以上の発熱など、認知症・脳梗塞・循環器疾患など内科疾患全般の診療を行っております。健康診断や二次健診、予防注射なども内科で行います。また、内視鏡、レントゲン、腹部超音波など完備しており人間ドックも行っております。